Nebosukeの引籠り部屋

日常で思ったことを気ままに書いてる”ボヤきブログ”です。

闘病日記

ある日突然の難病を患い、東洋医学と漢方薬に出会いました。

「闘病」の経験はボクの生涯の財産です

苦痛・苦悩が沢山あって、絶望の淵を5年も歩いてきたけれど、結果的に「闘病」は、ボクの内面を成長させてくれた。人生の分岐と思えるほど大きな選択を迫られる経験をした人は、世の中にどれだけいるだろうか。ボクは幸せな経験を積ませてもらえたと、「闘病…

成人式とは親の卒業式でもある

病院を転々として2年が経った20歳。テレビを点ければ成人式のCMばかりの季節。我が家ではTVをリアルタイムに観る事がタブーになった。 この頃のボクは既に両足も麻痺していて、稼働できたのは上半身だけ。内臓も半分稼働してなくて、外出できる状態ではなか…

悪魔の言霊

人間生存本能とは不思議で、覚えていると生きるのに支障をきたす記憶は、どうやら勝手に封印するようだ。ふっと振り返った時、過去4年分の記憶しかなかった時はゾッとした。 10代の頃つき合っていた彼は、足が不自由になり始めた最初のころは理解(?)があ…

東洋医学とは

ブログでも以前伝えたが、医学には西洋医学と東洋医学の2種類ある。 ◆西洋医学とは◆ 風邪や頭痛などの病気やケガで通う病院が西洋医学。病院で処方される西洋薬(新薬)は人工的に化学合成された物質で構成されていて、ケガや病気の症状ピンポイントに合わ…

東洋医学との出会い

東洋医学と出会ったのは偶然だった。 今でも通っている東洋クリニックは、呪いの呪文に怯えつつも社会復帰をしてから初めて正社員として勤めていた会社のお客様だった。今ではもう少しスタッフの数が増えているけれど、20年前の出会った当時は、スタッフ数も…

呪いの呪文

宣告の2年が経過しても歩行はできている。それどころか順調に体力も筋力もついてきて、正社員として働きながら資格学校に通うほど多忙な生活が過ごせているのに、どうしても医者の言葉が頭から離れない。 若干の麻痺や動きにくい関節はあるけれど、それでも…

当たり前じゃない。

母体から元気よく「オギャー」と産まれることは当たり前ではない。五体満足健康に産まれることは当たり前ではない。奇跡瞬間だ。だからこそ、母親に感謝を忘れてはならない。 今日働いた五感が明日も動く保証はない。いつどんな瞬間にあったモノをプツリっと…

違和感のはじまり

ある日突然、ボクの右足は感覚を失った今失ったのか、もっと前から失っていたのか。それはわからない。ただ人間の体は不思議なもので、感覚が鈍くても普通に動く。 感覚の異変に気づいたのは、ある晩の風呂に入ったときだ。シャワーを出したとき、熱湯が右足…

今できることは全部やる!

2年以上・・・いや1年以上か、社会からプッツリと離れると復帰が怖い。目まぐるしく変化する世の流れは、1年もあれば色々ガラリと変わっていて、馴染むのが容易ではないと思っている。 ボクが就職した時はまだ辛うじてワープロの時代。社会から離れている…

リスク② 骨崩壊まで残り2年?

リハビリに通いつつ2週間に1回のペースで診察を受けるを繰り返す日々を送っていたボクは、どうにか松葉杖なしでもゆっくりなら歩けるレベルまで回復したんだけど、動けるようになればなるほど腰痛が激しくなる。 医師曰く「神経ブロックの後遺症として腰骨…

動いた!?

投与始めて3ヵ月がたった頃、サーモグラフィーに映る足の温度色に赤が増えた。これは血流が改善しつつある証。皮膚の色も目に見えて肌色になってきていたし、感覚は鈍いままだが足にほんのり温かさを感じた。体温が感じることがこれほど幸せなことなんだと…

リスク①骨&皮膚の損傷

神経ブロックは骨にあたるように注射を打つから、投与した薬が最初に触れるのは骨。ヘルニア治療でも限度回数が5回を目安とされているが、ボクの場合は異例の週1ペースで半年間も投与しつづけた。宣告通り腰の骨はボロボロに溶けたし、皮膚がドス黒くなり…

下半身交換神経ブロック

治療の方向は「血行改善」なので、新たな治療法は【下半身交換神経ブロック(※)】という治療方法となった。最初に麻痺が発生したのは19歳。下半身ブロックの治療に辿りついたのは23歳。時は4年も経過していた。 この頃のボクはもう、正常に稼働しているパ…

笑ってほしいから・・・

死にたいと、「死ぬこと=全てからの解放」即ち、全員が荷を下ろせるのだと思っていた。でもどうやら、その考えは間違っていたみたいだ。 天職を捨ててボクの傍で支え続けた母も、愛車捨てて環境を整えてくれた父も、巻き込まれて色んな目で見られただろう。…

守護猫

動物が大好きな母は、ペットショップは天職だと、毎日仕事が楽しそうだった。車が大好きだった父は、仕事車のダンプも自家用車も、時間をかけて自分好みにカスタマイズをしていた。でもボクが麻痺になってからは母は退職し、父は夜勤のない仕事へ転職し、自…

父の想い

父も、母の退職と同時期に転職をしていたことを随分後になって知った。 私の足に異変が始まる前まで、父は自営業を営んでいたしダンプの運転手だった。ダンプの運転手とはいわゆる「土木業」。当時は建設現場が多く、廃材を捨て場に運ぶダンプの繁忙期は梅雨…

加速する麻痺の進行

服薬を始めてから1週間が経った頃、麻痺範囲が遂に右肩まで広がった。麻痺の始まりは右足のつま先から足首だった。熱湯事件から2年で、首から下の右半身は全滅になるほど麻痺範囲は広がっていた。 医師に相談してみたところ、新しい薬が追加されたが麻痺範…

止まらぬ異変。

感覚は鈍くてもどうにか動いてはいたから、就職して働くこともできたけれど、就職してから1年が経とうとしていたある日、遂に右足が動かなくなってしまった。こうなると日常生活に支障が出始めるから、就職から僅か1年で退職した。 ここから長い長い療養生…

術後はよくあることだよ

皮膚は翌日もピリピリしたけれど、病院に行くほどではないかなと病院には行かなかった。今思えば、その時に病院へ行っていれば、もっと早くに何かに気づけたのかもしれない。まぁ”かも”だけど。 数日して皮膚のピリピリも治まり皮膚の赤みも消えたせいか、ボ…

何度も何度も何度も。

「できる限りのことはやったけれど、如何せん前例がないので、私の方ではこれ以上は何もできません。」と、何人の医師に言われただろう。 同院内で科を転々とさせられたり、同科内でも3ヵ月毎に「ボクは移動なんで」と医師が変更したりと、落ち着かない環境…

障害だって個性だよ

これはあくまでもボクの経験に基づいた見解なので、誤解をしないでほしい。 「五体満足健康に揃っていて、自由に自力で動かせる」体の持ち主を、世間でいう【健常者】ならば、「下半身麻痺」のボクは【障害者】だ。 【健常者】にとって【障碍者】は「かわい…

もう一度・・・

或る日から、「ごめんね」が母の口癖になった。 毎回、病院に同行してくれる母。病院からの帰路中、ずっと母は「ごめんね」を繰り返し常に下を向いていた。 ボクが過呼吸で苦しんだ時も「変われなくてごめんね」と言った。ピクリとも動かないボクの足をマッ…

これは、「治療」という名目の「人体実験」だろ?

担当医が変わる度に服用する薬のレベルが強くなり、服用する量も増えた。これがダメなら次はこの薬。服用だけでダメなら投与も併用など、「前例がないから」を言い訳に下手な鉄砲を撃ちまくる医者。まるで人体実験だ。 「移動の時期だから」と数か月おきに担…

5年ぶりの社会復帰

法則性もなく体中に激痛が襲われる日々は続いていたけれど、痛いからと引籠っているわけにもいかない。あんなに痛い思いをして治療をして歩けるようにまでなったのだから、引きこもりたくはない!医者の言った「保って2年」は頭に引っかかっていたけれど、…

脳の誤作動と痛みの謎

相変わらず服薬と診察は必要だがリハビリの甲斐あって、近隣なら松葉杖なくても歩けるくらいまで回復した。が、新たな問題が発生。 突然、折れた並みの激痛が、電撃の如く体中に走るようになった。これが、何をしたら・・・という法則性はない。 「動かない…

投与治療の中止

神経ブロック治療を開始してから半年、遂に中止になった。 注射を打つ場所である脊髄付近の皮膚が真紫のカチコチになり、これ以上続けるのは危険と判断されたのだろう。正直、布一枚触れるだけで激痛だったし、腰もグラグラしていたので、僕自身これ以上耐え…

新治療スタート

ほぼ全身麻痺状態だったボクの体だが、麻痺の始まりとなった下半身から治療を行う事になった。 治療時には、治療前後の体温変化を測るためにサーモグラフィーが設置された。注射を打つ場所は椎間板ヘルニアの治療と同じ場所の【脊髄】。これが、大の男でも声…

僅かな光

新たな治療法 通院を再開し、通う科が「神経外科」へ移動。そこである仮説が言い渡された。 仮説はこうだ。 きっかけは、初めて手術への緊張による血管の萎縮。術後は暫く述部を固定し安静生活を送るから、当然体は動かさない。その影響で筋肉も固まる。結果…

両親の愛

最早、生きる事すら諦めた方が良いのでは?と思うほど、ボクの症状は日に日に悪化していった。それでも、治療を場所を探し求める事を諦められなかったのは、ボクが愛情を沢山受けて育ったからかもしれない。ボクは両親に、ボクはもう一度笑ってほしかった。 …

薬漬け

病院に行くと、「これで様子をみてください」と、必ず薬が出される。もちろん薬手帳を見せて、これまでの投薬内容を伝えるが、基本的にその薬より1段階強い薬が出るか、同じ薬で1回の量が増える。最悪ば場合、更に薬の種類が追加されることもあった。 1日…