仕事が楽しめるってホントに幸せなことだと思う。
今は丁度、秋にHPをリニューアルオープンする会社様からの依頼で、新しいHPを作成中。楽しくて楽しくて、予定よりも少し早いペースで進んでいると思う。
麻痺の前のボクだったら、仕事を楽しむなんてありえなかった。
高給でラクな、会議も早出も残業もない職場なら、職種は何でもよかったから。でも麻痺後は違った。もう一度働けることが嬉しくて、楽しまないと損だと思うようになった。だからチャンスがあれば苦手な分野であろうと挑戦した。
色んな事情があって職場を転々としながらも資格学校に通って手に職をつけて、なんとか「できること」を増やした。10年務めた会社では一切のマニュアルもなく、「どうにかしてでもやれ!できない無能に給料はない」という上司のパワハラには腹が立ちながらも、理不尽暴言に屈するのが悔しくて、足りない知識は独学で勉強した。その甲斐あって今の武器がある。
武器が増えるにつれて、やってみたい、面白そうと思う分野が増えて、自分の得意分野ができた。今ではWEBコンサルやHP制作など、得意分野の内の一つを個人業にしている。
楽しい仕事はずーっとやり続けてしまうというのが悪い癖で、1日中没頭してしまう事もあって疲れはするんだけど、気持ちの良い疲れ方だなと思う。
一度失ったからこそ、自分にとっての仕事に対する価値観が変わったのだろう。
バイト含め他にも複数就いてはいるけれど、どれも楽しんでいる自分がいる。
麻痺前には感じられなかった感覚だ。
好きな事が仕事にできるのはホントに幸せなことで、その仕事をどれだけ長く就いていても好きなままでいられるのも幸せな事だ。その好きを増やすためにも、これからももっと挑戦したいし、もっと磨いていきたい。