NET情報も店頭情報も、あてにならない！
「新着」だからと期待してはいけない！
①店頭に「NEW」で貼ってある物件情報でも・・・
店頭にで貼ってある物件情報で、「お！良さげ」と思った情報があっても、いざ店内のスタッフに聞いてみると、「申し込みが入ってますねぇ。」とか、「契約済みみたいです。」と言われることは多い。
②NETに「新着」で掲載されている物件情報でも・・・
SUUMOやHome'sなどのポータルサイトで、「お！良さげ」と思った情報があっても、いざ問い合わせてみると「申し込みが入ってますねぇ。」とか、「契約済みみたいです。」と回答が来ることが多い。
「おとり広告」なのでは？
「申込アリ」の場合は、【募集中】であることは嘘ではないので「おとり広告」ではない。
「申込」は２番手３番手と受け付けることは可能。
審査に落ちたり申込がキャンセルになれば次番が繰り上がるので、気に入った物件ならば、全員がキャンセルしてくれることを祈って待てば・・・自分にチャンスがやってくるかもしれない。（３番手くらいになると、最早可能性は無いに等しいけど。）
一方「契約終了」は、募集してない物件という意味なので、これは「おとり広告」だ。
情報更新のタイムラグがなぜ発生するのか？
理由は２つある。
①システム連動で物件情報を掲載しているから。
②「自社物件」と「他社物件」で更新頻度が異なるから
①システム連動で物件情報を掲載しているから。
基本的には賃貸・売買関係なく、どの不動産会社でも自社内にある物件管理システムで物件情報をまとめて管理している。
物件情報の管理システムの背景はこうだ！
自社内にある物件管理システムを仮に【Aシステム】としよう。
【Aシステム】に登録した物件情報を、自社のHPやSUUMOやHome’s・at-homeなどのポータルサイトへ連動機能を使って登録をしている。つまり、物件情報はサイトに直接登録してないのだ。
しかもこの連動の稼働頻度は、【１日１回】とか【３時間おき】【毎時】など、不動産会社によって連動ペースは異なるのだが、【１日１回】が多く、更新される時間帯もお店のオープン前が多いから朝方だ。
連動が完了すると、各サイトで物件情報が公開されるのだが、ポータルサイト自体に直接物件情報を登録した場合とは異なり、連動を使って登録をした場合、ポータルサイトによっては公開されるまでに【営業２日】かかる場合もある。だからタイムラグが生じるのだ。
まぁ。
「申込アリ」や「契約終了」した物件なんて何百件もあるわけではないのだから、それくらい直接修正しろよ！って話だけど。
②自社物と他社物で更新頻度がことなるから
「自社物」とは自社で開発をした物件（貸主）や、オーナーさんから直接賃貸募集の依頼を受けた物件（媒介）のこと。
要は、最も気合を入れて確実に自分達が客付けをしたい物件ってことだ。
不動産会社にとって一番高い利益が得られる物件だから、メチャクチャ気合を入れて賃貸募集をするし、オーナーさんに嫌われたくないから更新の優先度も頻度も高い。
不動産会社によっては毎日更新されることもある。
一方「他社物」とは、自分達が「貸主」ではない物件情報で、仲介しかできない物件のこと。
要は、掲載数を増やすために人んちの情報を借りてポータルサイトに掲載をしている「量増し物件」ってことだ。
不動産会社にとって契約件数を沢山稼がないとあまり利益にならない物件だから、更新の優先度は低いし、頻度も多くても１週間に１回だ。
物件は効率良く探そう！
物件情報の下部ら辺に記載されている不動産会社じゃないと、問い合わせに応じたり、案内をしたり、申込の手続きができないって思っている人も多いだろう。
契約自体は管理会社や貸主と契約するので、案内や物件を紹介してくれる仲介会社は、どの会社でも良いのだ！
例えば、SUUMOに「Aマンション５万円」という情報を掲載しているのが「B不動産会社」だった場合。
自分が「C不動産会社」と仲が良かったり近隣にあって都合が良いのなら、「Aマンション５万円」の物件を、「C不動産会社」に案内して貰う事も申込の手続きをして貰う事も可能だ。要は持ち込みってやつ。
特別に良いなと思っている不動産会社が無い場合は、一旦、気になる物件を数件そのまま問い合わせて、感じが良さそうなスタッフを捕まえよう！
で、捕まえた感じが良さそうなスタッフに、「これ募集してますかー？？」ってまとめて問い合わせて、物件を案内して貰えば良いのだ！
物件を掲載している各会社へ問い合わせると、アッチコッチから営業電話がかかってきてめんどくさくなるので、まとめて一か所に任せる方が一番楽チンな方法だし、「頼ってくれてるー」と、あれやこれやと物件を紹介してくれるので、色々都合が良い♪
不動産は「申込む」までの行動は素早い方が良いから、効率が良い方法で探すべし！
