キャピタルゲインとは
資産を売却することによって得られる売買差益のこと。
30万円で購入した株式などの資産を40万円で売却した場合、手数料・税金を除いた差額分がキャピタルゲインという事になる。
遡ること15年前
結婚と同時に東京都下に自宅用のマンションを購入。
パートナーには、「早くて10年、かかっても15年後にはこの部屋を売却する!」と、購入時から宣言をしていた。
購入後15年後の今年、そろそろかなぁと近辺の価格相場を探ってたら、同建物内別室がアホみたいな高価格で売りに出ていたので、「今がチャンス!比較物があるうちに」・・・と、売却を決意。
販売開始から僅か1週間で満額の買い付けいただきました!!!
結果、購入価格より800万弱UPで契約成立♪800万弱のキャピタルゲイン!
比較物効果絶大!!!!!!(対象物様、あざーっす。)
なぜキャピタルゲインが得られたのか?
理由は下記3つ。
①最寄り駅が将来10年かけた再開発を予定していた
②コロナの働き方改革の恩恵
③住まいの付加価値を意識して住んでいた
①最寄り駅が将来20年かけた再開発を予定していた
購入時から知っていた「駅前再開発」。
これはもぉ・・・不動産業に長く浸かっていたので、この辺りのアンテナは鋭いのです!
「駅前再開発」が予定されているということは、利用者が増える可能性(伸びしろ)がある駅ということ。駅の利用者が増えれば、不動産の価値も上がるのは必然。
再開発が終わりを迎えるころには、不動産の値上がりも頭打ちになる!頭打ちになると後は下がる一方なので、頭打ちになる前に売るのがベスト!
②コロナの働き方改革の恩恵
これは福産ですね。
働き方改革によって、住みたい条件が大幅に変化した。
通勤を考えた都会より、安くて少しでも広い場所に住みたいと都下に住みたがる人が増えたのはラッキーだった。
③住まいの付加価値を意識して住んでいた
付加価値の有無で売却価格は大きく異なる。
15年住んでいたなりの劣化、若しくはそれ以上の劣化は、不動産価値を落とす。
逆に15年住んでいた割には劣化が最小限でキレイだと付加価値が付き、売却価格が購入価格より高値で売れる。今回は後者のパターン。
マンションは戸建てと違って土地値は関係ない。故に、如何に室内・室内設備のキレイを保つかがポイントになるのだ。
買ったものは資産に替えないと損だ!
せっかく購入してローンを払ってきたのに、自身の「資産」に替えないと損だとボクは思っている。
①所有権を保有すると、保有している限り固定資産税の支払いがついてくる。
②所有者に相続者が居ない場合で所有者他界などすると、ある一定の期間後からは所有者不明扱いとなり国に帰属する。
ローンを組んだばかりの時は、「ローン控除」という恩恵があるが、ローン控除は今だと10年がMAXなので、10年間の控除を受け終わったら恩恵は終了。後はひたすらローンと固定資産税とマンション管理費を払う出費しか残ってない。
ローンに終わりはあるけれど、固定資産税とマンション管理費には終わりはない。
ならば、値落ちしないうちに売却をして、売却金を自身の資産替える方が得策だ!
所有権を持っていても、ローンを払っているうちは「資産」ではなく「負債」なので、負債はサッサと失くすに限る♪