神経ブロックは骨にあたるように注射を打つから、投与した薬が最初に触れるのは骨。
ヘルニア治療でも限度回数が5回を目安とされているが、ボクの場合は異例の週1ペースで半年間も投与しつづけた。
宣告通り腰の骨はボロボロに溶けたし、皮膚がドス黒くなり、布一枚が微かに触れただけでも悲鳴を上げる激痛が伴った。
筋肉の衰えで腰がグラグラなのか、骨が溶けて腰がグラグラなのか、最早わからぬが、違う理由で立てなくなったのは確かだ。
【不安で眠れない不眠症】から【激痛で眠れない不眠症】へと変わり、地獄感が増したように思えた。絶望・・・って、底がないんだな。