リハビリに通いつつ2週間に1回のペースで診察を受けるを繰り返す日々を送っていたボクは、どうにか松葉杖なしでもゆっくりなら歩けるレベルまで回復したんだけど、動けるようになればなるほど腰痛が激しくなる。
医師曰く
「神経ブロックの後遺症として腰骨は先の治療でかなり弱っていて、崩れやすくなっているのかもしれない。なんとか崩れず頑張れても、保って2年が限界だろう。」
それを今言うんかいっ!とも思ったけど、リスクは承知で挑んだのだから、今更どうこう思っても仕方がない。保って2年。時間があるようで案外、時間はない。良くて車イス、最悪・・・また寝たきり。
やっと「試練」を乗り越えた思ったのに、回復の兆しが見えたのに、またドン底に突き落とされた気分になった。それでも、ボクの頭の中では、止まるという選択は不思議と無かった。
医者の言ったことは可能性であって確定事項ではないのだから、トコトン足掻く事しか考えてなかった。