死にたいと、「死ぬこと=全てからの解放」即ち、全員が荷を下ろせるのだと思っていた。でもどうやら、その考えは間違っていたみたいだ。
天職を捨ててボクの傍で支え続けた母も、愛車捨てて環境を整えてくれた父も、巻き込まれて色んな目で見られただろう。それでも「今のボク」をそそままで扱ってくれた兄も、家族は誰一人としてボクを諦めてはいなかった。
ならば、本人であるボクが諦めてはダメだね。
今、この時この瞬間からボクの願いはただ一つ。家族にもう一度笑ってほしい。
そのためならば、何度でも立とう。どんな治療でも挑もう。
例え痛かろうが、辛かろうが苦しかろうが、それでもボクは二度と逃げない。
二度と自分を諦めないと約束するよ。